【J1】阪神ダービーで神戸が約3年ぶりの勝利! ACLから中3日のG大阪は精彩欠き3連勝ならず

2016年03月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

J2時代の2013年5月以来の勝利。J1では12年の開幕戦以来。

39分、神戸の小川が先制ゴールを挙げる。阪神ダービー約3年ぶりの勝利に導いた。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 J1リーグは3月19日に第1ステージ・4節の7試合を開催。ノエビアスタジアム神戸では、神戸対G大阪の阪神ダービーが16時キックオフで行なわれた。

 J1でのこのカードでは、2012年の開幕戦以来、勝ち星がないホームの神戸にとって、是が非でも勝利が欲しい一戦。レアンドロ、ペドロ・ジュニオールという、ふたりの元ガンバ在籍の外国籍選手を軸に、この日は序盤から攻勢に打って出る。

 そして39分、P・ジュニオールが左サイドをドリブルで駆け上がり、中央へクロスを入れると、走り込んだ小川が左足で流し込み、神戸が先制に成功する。

 G大阪は、4日前の中国でのACLアウェー戦(上海上港/●1-2)の影響からか、全体的に動きが重く、なかなかエンジンがかからない。阪神ダービーでの久々の勝利を狙うホームチームに対し、球際で後手に回る展開が続いた。

 すると、58分にまたもやP・ジュニオールの粘り強いボールキープからチャンスが生まれる。一瞬フリーになったレアンドロを見逃さずに、鋭いパスをその足もとにつけると、そのまま前を向いたレアンドロがGK東口のファーサイドを破るシュートでゴールネットを揺らす。神戸が2点をリードする。

 その後、G大阪は59分にパトリック、78分にアデミウソンを投入して反撃を試みるも、神戸の粘り強いブロックを崩しきれないまま時間が経過。阪神ダービーではすこぶる相性の良い宇佐美にも、流れを変える一発は生まれず。84分に金がCKからヘディングシュートでゴールネットを揺らすもののG大阪の反撃もそこまで。

 結局、神戸がG大阪の反撃を凌ぎ切り、J2時代の2013年5月以来、約3年ぶりとなる阪神ダービーでの勝利を飾った。
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