死闘を制した。

　カタールで開催されているアジアカップの決勝進出を懸けた一戦。ホスト国のカタールはイランと対戦し、３－２で競り勝った。

　開始４分にアズムンのゴールで先制を許すも、17分にガベルが渾身の右足シュートをねじ込み、試合を振り出しに戻す。43分にはアフィフのゴラッソで逆転し、前半を１点リードで折り返す。
【動画】左45度、アフィフの圧巻ゴラッソ！
　迎えた後半、ボックス内のハンドでPKを献上し、これをジャハンバフシュに決められてスコアは２－２。その後は劣勢の時間が続いたが、82分、オフサイドラインぎりぎりで味方のシュートを足もとに収めたアリが、巧みな反転ショットでネットを揺らして勝ち越す。

　終了間際にはイランの猛攻にさらされたが、相手の決定的なシューはポストに救われ、GKバーシャムのファインセーブもあり、逃げ切ってみせた。
 

　2019年の前回大会を制しているディフェンディングチャンピオンが、準々決勝で優勝候補の日本を下しているイランをねじ伏せた。その戦いぶりにSNS上では以下のような声があがっている。

「カタール素晴らしいな」
「気迫、球際強かった」
「やっぱカタールはアフィフだったわけよ」
「ワールドカップで期待裏切られたけど普通に強い」
「イランこんなに強いのに負けるのか」
「日本よりカタールの方がよっぽどいい試合してて泣ける」
「日本がカタールとやっていても負けていただろうなー」
「日本代表がカタールとやって勝てる感じもしなかった」
「日本に勝ったイランが優勝かと思いきや分からんもんだね！」
「日本が全然歯が立たなかったイランに打ち勝ってるのすげぇな」
「日本代表は今のカタールと試合しても負けそう」

　決勝戦の相手は、韓国を一蹴して勝ち上がってきたヨルダン。注目のタイトルマッチは10日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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