「辞任するつもりか?」4強敗退、韓国クリンスマン監督が進退に言及「たくさんの仕事が待っている。それ以外は何も考えていない」【アジア杯】

2024年02月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「良いものがたくさんあった」と手応え

アジア杯準決勝でヨルダンに敗れた韓国のクリンスマン監督。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 掲げていた目標は優勝。だが、タイトルを争う舞台には辿り着けなかった。

 韓国代表は現地2月6日、カタールで開催されているアジアカップの準決勝で、ヨルダン代表と対戦し、0-2で敗れた。試合後、ユルゲン・クリンスマン監督が自身の進退について言及した。国際ニュースチャンネル『フランス24』が報じている。

 記事では、「ドイツのレジェンドは1年前に就任して以来、韓国のファンやメディアの支持を獲得しておらず、チームが準決勝で敗退した後は、辞任の要求に直面する可能性が高い」と見解を示す。

 指揮官はAFPの取材で「辞任するつもりか?」と問われたという。答は「何もするつもりはない」。やるべきことは、次の戦いに向けたアクションだ。
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「この大会を分析し、何が良かったのか、何が良くなかったのかについて(韓国)連盟と話し合うつもりだ」

 4強止まりとなった今回のアジアカップだが「良いものがたくさんあった」と手応えを語り、「成長中のチームであり、次のワールドカップに向けて、まだまだ成長する必要がある」と意気込む。

「私たちの前には、たくさんの仕事が待っている。それ以外は何も考えていない」

 再出発を期す"クリンスマン号"の今後の飛躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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