アジアツアー中のインテル・マイアミは２月６日、国立競技場で７日に開催されるヴィッセル神戸とのプレシーズンマッチのため来日し、記者会見を実施。リオネル・メッシが出席した。

　メッシは、４日に香港で行なわれた香港選抜チームとの一戦でベンチ入りしたものの、最後まで試合には出場せず。これに対して現地ファンの不満は爆発し、観客席からはブーイングが起こるなど、大きな批判を浴びた。

　さらに香港政府も「メッシがプレーしなかったこと、主催者が詳細な説明を迅速に提供しなかったことについて政府とフットボールファンは深く失望している」と声明を出す事態にまで発展した。
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　会見でこの件について訊かれたメッシは、以下のようにコメントしている。

「サウジアラビアでの１試合目で内転筋に違和感があり、２試合目ではその状態を確認するために終盤のみ出場した。検査をした結果、怪我というわけではなかったが、まだ違和感は続いている。

　香港では多くの人に集まってもらったから、自分としてはプレーしたかったが、難しかった。このようなことはサッカーにはつきもので、どんな試合でも起こりうる。楽しみにしてくれていたファンがたくさんいたから、本当に残念だった。次に何らかの機会をまた設けて、香港でプレーできればと思っている」

　また、明日の神戸戦の出場については「今日のトレーニングで自分のコンディションを確認したい。プレーできるかはまだ分からないが、ここ数日に比べると状態は良くなっている感触はある」と述べた。

　果たして明日の神戸戦でメッシのプレーは見られるのか。

取材・文●中川 翼（サッカーダイジェストWeb編集部）

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