【ヨーロッパリーグ・ラウンド16】準々決勝進出の8チームが決定! ドルトムントは敵地でも勝利、カルチョ全滅… etc.

2016年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

同国対決はいずれもアウェーチームに凱歌。ラツィオ無残…。

 3月17日(現地時間)、ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16第2レグが行なわれ、準々決勝進出の8チームが決まった。

トッテナム 1-2(0-3) ドルトムント
得点:ト=ソン・フンミン(74分) ド=オーバメヤン(24分・71分)
レバークーゼン 0-0(0-2) ビジャレアル
バレンシア 2-1(0-1) アスレティック・ビルバオ
得点:バ=ミナ(13分)、A・サントス(37分) ア=アドゥリス(76分)
ラツィオ 0-3(1-1) スパルタ・プラハ
得点:ドカル(10分)、クレイチ(12分)、ユリシュ(44分)
アンデルレヒト 0-1(1-3) シャフタール・ドネツク
得点:エドゥアルド(90+3分)
セビージャ 3-0(0-0) バーゼル
得点:ラミ(35分)、ガメイロ(44分・45分)
マンチェスター・ユナイテッド 1-1(1-2) リバプール
得点:マ=マルシアル(32分) リ=コウチーニョ(45分)
ブラガ 4-1(0-1) フェネルバフチェ
得点:ブ=ハッサン(11分)、ジョズエ(69分)、ストイイリコビッチ(74分)、ラファ(83分) フ=アルペル(45+3分)
※赤字は準々決勝進出チーム。括弧は第1レグのスコア
 
 ドルトムントはホームでの第1レグでトッテナムを3-0で破り、ほぼ勝ち抜けを決めていたが、敵地でもピエール=エメリク・オーバメヤンが先制ゴールを含む2ゴールを挙げて余裕の勝利。準優勝を飾った2001-02シーズン(当時はUEFAカップ)以来のベスト8入りを果たした。
 
 ベンチスタートだった香川真司は72分にヘンリク・ムヒタリアンに代わって出場。すでに終戦ムードのなかで、特に目立ったプレーはなかった。
 
 同国対決では、ホームのバレンシアが前半で2点を奪い、合計スコアで同じスペイン勢のアスレティック・ビルバオを逆転したものの、後半にアリツ・アドゥリスのアウェーゴールを許してしまい、再逆転劇で涙を飲んだ。
 
 もう一方のイングランド勢対決は、マンチェスター・ユナイテッドが新鋭アントニー・マルシアルのゴールで32分に先制したまでは良かったが、前半のうちにリバプールのフィリッペ・コウチーニョにゴールを決められ、以降は「あと1点」が奪えず、ホームで欧州カップの終戦を迎えた。
 
 驚きの結末はイタリア・ローマからもたらされた。第1レグを1-1で引き分けていたラツィオが、ホームでスパルタ・プラハに3発を浴びて敗退。昨日はチャンピオンズ・リーグ(CL)でユベントスが逆転負けを喫しており、イタリア勢は早々に欧州の舞台から姿を消すこととなった。
 
 セビージャはホームにバーゼルを迎え、好調ケビン・ガメイロの2ゴールなどで3-0の完勝。3連覇に向けて、また一歩前進している。
 
 出揃った8チーム。本日(現地時間)にスイス・ニヨンにおいて、準々決勝(4月7日・14日)の組み合わせ抽選会が行なわれる予定だ。
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