「日本は“雰囲気”を作れなかった」イランに敗れ去った森保ジャパンの“勝負弱さ”を韓国メディアがズバリ指摘!「待望の日韓戦は消滅」【アジア杯】

2024年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

イランは19年ぶりの日本戦勝利で48年ぶりの優勝へ前進

イラン守備陣を相手のポストワークで冴えをみせた上田(左)。フル出場を果たすも勝ち越しの一発は生まれなかった。(C)SOCCER DIGEST

 現地2月3日、日本代表はアジアカップ2023の準々決勝でイランと対戦し、1-2の逆転負けを喫した。28分に守田のゴールで先制するもその後が続かず、55分に同点とされてからは相手の猛攻を食らって防戦一方に。そして迎えた90+6分、板倉が痛恨のPKを献上し、これをジャハンバクシュに決められて終焉を迎えた。
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 森保ジャパンの戦いぶりを詳報し続ける韓国メディアも、その完敗劇に驚きを隠せない。ネットメディア『News1』は「優勝候補同士が見応えある熱戦を繰り広げた。イランは実に19年ぶりの日本戦勝利で、48年ぶりとなるアジアカップ制覇に前進した」と報じ、日本のパフォーマンスに関しては「後半になって苦境に立たされた。三笘と南野を投入するなど打開を試みたが、ゴールへの道筋がまるで見えない。流れを引き戻せず、最後までゴールへの"雰囲気"を作れないままに押し切られた。ファイナルで実現するはずだった待望の日韓戦は消滅したのである」と続けた。
 
 さらにスポーツメディア『X Sports』は「イランは後半アディショナルタイムまで交代カードをひとつも使わなかった。最後までスタメンを信じた結果で、ゲームプランを貫いて勝利を掴んだ。日本は同点に追いつかれたシーンが痛恨だった。またしてもGK鈴木のキックミスからピンチを招いて失点。イランを勢いづかせる分岐点ともなった」と指摘する。

 アジアカップ2023は現地6日と7日に準決勝を開催。韓国とヨルダンが激突し、日本を下したイランは開催国カタールと雌雄を決する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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