「スカウティングされている」闘莉王が中村敬斗を「3.5点」評価。三笘薫とのレギュラー争いのポイントは?「特別なものがない選手が...」【アジア杯】

2024年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「三笘が万全だったら難しい」

闘莉王氏に目に見える結果を要求された中村。写真:サッカーダイジェスト(現地特派)

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネルで、森保ジャパンの中村敬斗について語った。
【動画】闘莉王がバーレーン戦の森保ジャパンを採点!
 闘莉王氏は、恒例の採点企画を実施。アジアカップのラウンド16でバーレーンに3-1で勝利した日本の指揮官と各選手を評価していった。

 今回は「4点」を基準にするなか、左サイドハーフでスタメン出場した中村敬斗には「3.5点」をつける。得点に絡めず、特長を研究されているように見られる場面が目立ったという。

「らしくない。何回かチャンスがあり、シュートも果敢に打っていたんだけど、スカウティングされているのかなと。縦(のスペース)を完全に与えて、中だけを切る。右足のシュートを持っているからこそ、みんなが警戒している」
 
 左SBの中山雄太を上手く使ったプレーにも触れつつ、「結果を出して良しなので。残念、結果が出ていない」とし、ゴールなどの目に見える数字を求める。

「ドリブルが凄いとか、強引さがあるとか、めちゃくちゃアシストできるとか、センタリングが素晴らしいとか、ヘディングが強いとか。そういう、特別なものがない選手が、試合に出て得点やアシストをしないと、なかなか評価されにくい。数字を残していかないと評価しづらい」

 67分には中村との交代で三笘薫が途中投入された。怪我で欠場が続いていたアタッカーが、今大会初出場を果たした。左サイドハーフ争いで、中村はレギュラーになれるか。闘莉王氏は「三笘が万全だったら難しい」と見立てる。

 そのうえで「点を取り続けるポテンシャルは持っている。常にゴールに絡むことと得点を取ることを意識してやっていけば、監督も使わざるをえない」と期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表のバーレーン戦出場16選手&監督の採点・寸評。最高点は右サイドの2人。"持っている"10番をMOMに選出
 

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