フランス代表DFのイブライマ・コナテがリバプールの公式サイトでクラブを去る指揮官への熱い思いを語った。

　１月28日に行なわれたFAカップ４回戦のノーリッジ戦（結果は５-２でリバプールが勝利）前にインタビューに応じたコナテは、その２日前にユルゲン・クロップ監督が退任を発表したことについて、次のようにコメントしている。

「もちろん、とても驚いたし、悲しかった。世界中の人たちが驚いたんじゃないかな。でも、これがフットボールなんだ。フットボールはいつもクレイジーだ。これからのシーズンは、監督のためにも、私たちのためにも、ファンのためにも、すべてを勝ち取りたい」

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　さらに、指揮官の退任が選手たちのモチベーションになるかと聞かれると、「もちろんだ。彼の退任が決まったとき、私の心の中では今後の４か月間、彼のために人生を捧げなければならないと感じたよ」と熱い思いを吐露した。

　コナテは21年夏にRBライプツィヒからリバプールに加入。入団初年度はなかなか試合に起用されなかったが、徐々にクロップの信頼を掴みCBのレギュラーを獲得。今シーズン序盤戦は、ジョエル・マティプの後塵を拝していたが、マティプの故障以降は、フィルジル・ファン・ダイクとともに最終ラインを支えている。

　１月８日に行なわれたアーセナル戦（FAカップ３回戦）の試合前のロッカールームでは、「今日の試合は誰がディフェンスを統率するのか？」とのクロップの問いに、「僕がやる」と答えるやり取りが展開されるなど、熱い信頼関係で結ばれていただけに、コナテのドイツ人指揮官への想いはひとしおだろう。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部