１月31日、アジアカップでのベスト８進出を懸けて日本（FIFAランキング17位）とバーレーン（同86位）が激突する。

　日本は２戦目のイラク戦を１－２で落とし、２勝１敗のD組２位でグループステージを突破。一方バーレーンは初戦で韓国に１－３で敗れるも、そこから連勝した結果、韓国を上回りE組１位で決勝トーナメントに駒を進めており、勢いを付けている。

　アジアサッカー連盟の公式サイトによれば、バーレーンのフアン・アントニオ・ピッツィ監督は前日会見で、アジア最上位の難敵にリスペクトを示しつつ、勝利に自信を覗かせた。

「日本はタフなチームで、長所がたくさんあるが、弱点もある。それを利用しなければならない。上手くいけば、我々の哲学を実践できるだろう。韓国との試合からいくつかの教訓を得たし、大会前にはオーストラリアとも戦った（０－２）。ビッグなナショナルチームとの対戦で、集団としても個人としてもチームが強くなる」
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　バーレーンは直近でマレーシアとヨルダンを１－０で撃破。ただ、スコア的に会心の勝利とまではいかなかったが、内容には満足しているようだ。

「残念ながら、この２試合の結果は全てが期待通りではなかったが、レベルは高かったのでそこまで悪いものではない。私たちはどこ相手にも戦えると再確認できた」

　現在55歳のピッツィ監督は、かつてバルセロナでもプレーした元スペイン代表FWだ。監督としても古巣バレンシアをはじめ、様々なクラブと代表を率いるなか、サウジアラビア代表時代の2019年に、今回と同じラウンド16で同い年の森保一監督が指揮を執る日本と対戦。その際は、冨安健洋のゴールで０－１で敗れているだけに、リベンジにも燃えているはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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