オーストラリアがベスト8一番乗り! 終盤の3分間で立て続けに2得点、インドネシアに4-0完勝【アジア杯】

2024年01月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

インドネシアは好機をモノにできず

オーストラリアがラウンド16でインドネシアを下し、8強進出を決めた。(C)SOCCER DIGEST

 カタールで開催されているアジアカップのラウンド16が現地1月28日に行なわれ、オーストラリアとインドネシアが対戦。4-0でオーストラリアが勝利を収め、一番乗りでベスト8に駒を進めた。

 グループBを首位で通過したFIFAランキング25位のオーストラリアと、日本と同組のグループDを3位で突破した同146位のインドネシアが激突。立ち上がりはインドネシアが攻勢に出る。

 6分、左サイドからのクロスにラファエル・ストライクがニアで合わせたシュートは、クロスバーの上に外れる。

 対するオーストラリアは、最終ラインから丁寧に繋いでビルドアップ。徐々にリズムを掴むと、12分に相手のオウンゴールで先制する。ペナルティエリア右からジャクソン・アーバインの放ったシュートが、相手に当たってコースが変わり、GKの手を弾いてゴールに吸い込まれた。
【動画】豪州代表ボイルのダイビングヘッド弾!
 ビハインドとなったインドネシアは、球際で上回り、カウンターから好機を創出。24分にジャスティン・ウブネルが放ったシュートはGKの正面。39分のヤコブ・サユリのボレーシュートは枠を捉えられない。

 チャンスをモノにできずにいると45分、オーストラリアが追加点。右サイドからのアーリークロスに、ファーサイドへ飛び込んだマーティン・ボイルがダイビングヘッドで流し込み、2点差とする。

 後半はオーストラリアのペース。ボールを握り、押し込む時間が続くが、相手のコンパクトな守備に苦戦し、なかなかシュートまでいけず。72分に右サイドを突破したナサニエル・アトキンソンの折り返しもDFにブロックされ、味方に合わない。

 それでも89分、途中出場のクレイグ・グッドウィンがゴール前のこぼれ球を押し込み、追加点。さらに90+1分、FKの流れからハリー・サウターがヘディングでチームの4点目を挙げる。

 インドネシアも反撃の機会をうかがうが、なかなか敵陣深くまでボールを持ち込めず。このまま終了し、4点のリードを守ったオーストラリアが、次のラウンドに進んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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