「私は去ったほうがいい」シャビ監督、今季限りでのバルサ退任を明言「ダイナミックな変化が必要」

2024年01月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「それまではベストを尽くす」

バルサを離れる決断をしたシャビ監督。(C)Getty Images

 現地1月27日、バルセロナはラ・リーガ第22節でビジャレアルと対戦。3-5で敗戦した。

 バルサは41分、54分に失点するも、60分からの11分間で3ゴールを決めて、試合をひっくり返す。しかし、終盤に3点を奪われるなど守備が安定せず、公式戦連敗を喫した。

 試合後、スペイン紙『AS』がシャビ監督のコメントを掲載。指揮官は「3-2までは良かったが…」と前置きしつつ、このように振り返った。

「我々には成熟度が欠けている。それは技術ではなく精神的な問題だ。私たちは勝利に値する内容だったが、手放してしまった」
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!
 さらに自身の進退について「6月30日をもってバルサの監督を退任する」と明言。次のように理由を語った。

「クラブにはダイナミックな変化が必要だ。ファンにとっても、選手たちのためにもだ。彼らは自分自身を解放していくべきだが、私たちは過度の緊張の中でプレーしている。

 理事会のためにも私は去ったほうがいいし、それまではベストを尽くす。そうすることでダイナミズムが変わると思う。これが私の伝えたいメッセージだ」

 2021-22シーズン途中から始まったシャビ体制は、3シーズンで幕を下ろすことになった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!

【記事】「美しく負けるか、無様に勝つか」――。バルサの基準ではシャビ監督が強烈な批判を浴びるのは当然だ【コラム】

【記事】「もうこの子が大好き」ボルシアMGの19歳FW福田師王がついにブンデスデビュー! 首位との一戦に途中出場「未来のスターだ」
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事