「僕だったら絶対できない」久保建英が驚嘆した森保Jのチームメイトは?「安心して見ていられる」【アジア杯】

2024年01月25日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「行けって言われたら行かなきゃいけない」

インドネシア戦で何度もチャンスを構築した久保。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

[アジアカップ グループステージ第3節]日本 3-1 インドネシア/1月24日/アルトゥマーマ・スタジアム

 森保ジャパンは1月24日、アジアカップのグループステージ第3節でインドネシアと対戦。3-1で快勝し、2位での決勝トーナメント進出を決めた。

 開始6分に上田綺世のPKで先制した日本は、52分にも見事なカウンターから上田が追点。さらに80分にも、上田のシュートが誘発したオウンゴールでダメを押している。

 この試合で攻守に圧巻のパフォーマンスを披露したのが、今大会初先発したCBの冨安健洋だった。
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 右のインサイドハーフに入った久保建英は、そのアーセナルのDFについて、「冨安選手に(プレスに)行けって言われたら行かなきゃいけないんで、前の選手は疲れます(笑)」と話し、そのディフェンスリーダーぶりをこう表現している。

「1、2試合目でプレスがはまらなくて嫌だっていうのを冨安選手が見てきたので、行けるときは行かなきゃいけないよってふうに、何回も後ろから『行け』って声を聞いたんで今日は。行くしかないなって思ってました」

「たぶん彼の守り方的には、どんどん行けるときは行く。後ろは1枚余っていたいと思うんですよ、そういった意味で前がしっかり同数で行くことでというのが大事になってくる。それはどこもやっていることなので、当たり前のことを言ってるだけですけど、それを特に最終ラインのキャプテン以外の人が言ってくれるっていうのがいいのかなと思います」

 また冨安のプレーについては、「落ち着いていますよね。胸トラップしてから自分で運んでいくとか。僕だったら絶対できない。守備のところでは大丈夫だろうなって。逆にそれで周りの選手がゆるくならないように気をつけたいと思いますけど、安心して見ていられるなって感じはありますね」と賛辞を贈った。

 前キャプテンの吉田麻也から"22番"を受け継いだ男の存在感は、久保から見ても格別のようだ。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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