「外国人選手のコントロールがすごく上手かった」
インドネシアを率いるシン・テヨン監督。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)
日本代表は1月24日に開催されるアジアカップ2023のグループステージ最終節で、インドネシア代表と対戦する。
ここまで日本と同じ1勝1敗のインドネシアを率いるのが、元韓国代表MFのシン・テヨン監督だ。2018年のワールドカップでは母国代表を率いた54歳はいかなる指揮官なのか。カタールで取材をしている著名な韓国人記者、ホン・ジェミン氏に訊いた。
「指揮官としてよりも選手時代のイメージが強いですね。自分自身を『スペシャル』と言ってしまえるキャラクターで自信満々。2002年のワールドカップの前あたりが全盛期で、パスができて得点も取れる天才肌の選手でした」
【PHOTO】日本代表のイラク戦出場16選手&監督の採点・寸評。全員が及第点未満の厳しい評価。最低点は守備者の2人
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「指揮官としてよりも選手時代のイメージが強いですね。自分自身を『スペシャル』と言ってしまえるキャラクターで自信満々。2002年のワールドカップの前あたりが全盛期で、パスができて得点も取れる天才肌の選手でした」
【PHOTO】日本代表のイラク戦出場16選手&監督の採点・寸評。全員が及第点未満の厳しい評価。最低点は守備者の2人
同記者によれば、「その選手時代のイメージが監督となってからも感じられる」という。
「ヨーロッパのサッカーを経験したことがなく、正直に言って、世界最先端の戦術やスタイルで戦うような監督ではありません。ただ、カリスマ性があり、韓国のKリーグで監督していた時にも、外国人選手のコントロールがすごく上手かった。生意気で韓国のスタイルや文化をまったく尊重する気がない外国人まで完璧にコントロールしていましたよ」
戦術家というよりはモチベ―ターとして、インドネシアの選手たちのハートをうまく掴み、チームを掌握しているというのがホン記者の見立てだ。
若くて勢いのあるチームという印象だけに、日本としては早めに主導権を握り、その勢いに乗せない必要がある。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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