「悪意に満ちた罵詈雑言が…」不振を極める韓国代表“イケメンFW”に非難が殺到! 韓国メディアが「個人攻撃は正しくない」と主張【アジア杯】

2024年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「一線を超えた批判は止めなければならない」

韓国代表の先発2トップに抜擢起用されたチョ・ギュソン。ここまではその期待に応えているとは言い難いが…。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 カタールで開催されているアジアカップ2023で、実に64年ぶりの優勝に挑んでいるのが韓国代表だ。2試合を終えて1勝1分けの成績ながら、母国メディアやファンからはその低調なパフォーマンスに非難の声が上がっている。
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 初戦のバーレーン戦は苦戦しながらも、1-1からイ・ガンインが2ゴールを決めて3-1の勝利。続く第2戦のヨルダン戦はさらに厳しい状況に追い込まれた。開始9分にソン・フンミンのPKで幸先良く先制するも、前半のうちに2失点を喫して逆転されてしまう。後半は一気に巻き返して攻勢を仕掛けるもビッグチャンスはなかなか掴めない。敗色濃厚だったアディショナルタム、なんとかオウンゴールを誘発して2-2のドローに持ち込んだ。

 韓国専門メディア『Interfootball』は「ここまでの2試合はどちらも褒められた内容ではなく、ヨルダン戦はぎりぎりで追いついたが負けに等しい試合だった。批判が集中するのは致し方ないだろう」と論じつつ、「ただ、過剰な個人攻撃に苦しんでいる者がいる。FWのチョ・ギュソンだ」と指摘する。

 カタール・ワールドカップの2得点で一躍脚光を浴びたチョ・ギュソン。すらりとした長身と甘いマスクで女性ファンの圧倒的な支持も得て人気者となった。昨夏にはデンマークのミッティランへの移籍を果たして待望の欧州挑戦をスタート。25歳のターゲットマンはデンマークでさっそくゴールを量産し、アジアカップでの活躍も大いに期待されていた。

 本来のレギュラーであるファン・ウィジョがプライベートの問題もあって大会を欠場。ユルゲン・クリンスマン監督は今大会でチョ・ギュソンを先発に抜擢起用し、ソン・フンミンと4-4-2で2トップを組ませている。しかし、ここまで無得点とパフォーマンスが冴えない。ボールが足下に収まらず、パスワークに絡めず、決定機でシュートを外す場面も。バーレーン戦は72分で、ヨルダン戦も69分で無念の交代を命じられている。

『Interfootball』は「チョ・ギュソンの出来が期待外れなのは明らかだ。ヨルダン戦の前半アディショナルタイム、決定的な場面でシュートが枠を捉えられなかったプレーがとりわけ激しく批判されている」と説明。そのうえで「批判するのは構わないが、個人攻撃に近い批判は正しくない。批判を超えた批判はダメだ。現在彼のインスタグラムは、まるで人民裁判のような悪意に満ちた罵詈雑言で埋め尽くされている」と続けた。
 
 さらに同メディアは「今大会、韓国はアジア王者に挑戦している。黄金世代とともに、64年間果たせなかった悲願に挑んでいるのだ。選手たちもファンと同じように必死である。一線を超えた批判は止めなければならない。代表選手たちとレッド・デビルズ(サポーターの愛称)はともに走らなければならないからだ」と呼びかけた。

 ヨルダン戦直後は荒れに荒れていたチョ・ギョソンのインスタだが、その後は擁護や応援する声も数多く寄せられている。

 韓国は2節を終えたグループEで勝点4の2位。決勝トーナメント進出はほぼ間違いないが、最終節のマレーシア戦の結果で最終順位が決まる。もし韓国が首位通過となり、グループDの日本が2位で突破すれば、ラウンド16で日韓戦が実現することになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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