「調子に乗るな。初心に戻れ」闘莉王が菅原由勢の“スタメン外し”を要求!「ポジショニングも、パスも、上がり方も適当」【アジア杯】

2024年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「調子を取り戻さないとダメ」

闘莉王氏が菅原の問題点を指摘。守備からやり直す必要があるという。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。森保ジャパンのDF菅原由勢をぶった斬った。
【動画】「外から試合を見ろ!」闘莉王が菅原由勢にカツ!
 アジアカップでイラク代表に1-2で敗れた日本代表の指揮官と各選手を、闘莉王氏が「5」を平均点にして採点。右サイドバックでフル出場した菅原は「3点」と厳しめだ。低評価の理由は、守備の甘さだという。
 
「ちょっとなめている。もう1回、守備からやらなきゃいけない。選手生活は始まったばかり。調子に乗るな。早く初心に戻れ。良いポジショニングから守備をして、1対1で負けない。球際を強く行く。目でボールを追わない」

 さらに、「ポジショニングも、パスも、上がり方も適当。これじゃ日本代表としてはダメ」とバッサリ。センターバックと相手との競り合いへのカバーや、スルーパスへの対応にも課題があるという。
 
 森保ジャパンが喫した2失点は、ともに右サイドを崩されたもの。特に2失点目は、菅原が突破を許した選手のクロスからゴールを奪われた。

 番組スタッフにイラクが日本の右サイドを狙っていたのかと尋ねられると、闘莉王氏は「(相手の)左のほうが良い選手だっただけ」と否定。「でも、抑えられないものではない」と語る。

 そして、「調子を取り戻さないとダメ。1回、ベンチに座らせたほうが(いい)。外から、違う角度から試合を見ろ!」とスタメン外しを要求した。

 闘莉王氏は、23歳DFが本来の力を発揮しきれていないと感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表のイラク戦出場16選手&監督の採点・寸評。全員が及第点以下の厳しい評価。最低点は守備者の2人
 

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