［アジアカップ グループステージ第２節］日本 １－２ イラク／１月19日／エデュケーションシティ・スタジアム

　日本代表は１月19日に行われたアジアカップ2023のグループステージ第２節でイラクと対戦。前半に２点のリードを奪われる苦しい展開となり、後半アディショナルタイムに遠藤航のヘッド弾で一矢を報いたものの、１－２で敗れた。

　この試合の後に開催されたゲームで、ベトナムがインドネシアに０－１で敗れたため、日本の首位通過の可能性は完全に消滅。２位の場合、ラウンド16でグループEの１位と対戦するため、最大のライバルである韓国と激突する可能性が濃厚となった。

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　現実味を帯びてきた日韓戦を韓国の記者はどう受け止めているのだろうか。現地カタールでに日本戦も精力的に取材をしているフリーランスの熟練記者、ホン・ジェミン氏に訊いた。

「正直、今日の日本だったら、韓国は絶対勝てると思う」

　そう切り出した同記者は「イラクの２点を決めたのも、背の高いストライカーだった。韓国の前線には長身（188センチ）のチョ・ギュソンがいる。セットプレーではセンターバックのキム・ミンジェやチョン・ソングンチョン・スンヒョンが上がってくる。（日本の）誰がマークできるのかと考えると、難しいのではないか」とその理由を説明している。

「もちろん、本来の日本の姿に戻れば五分五分だと思うが、今日の試合を見る限りでは、絶対に勝てる」

　その韓国は20日、決勝トーナメント進出を懸けてヨルダンと対戦する。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

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