「私の使い方を分かっていない」元リバプールFWフィルミーノ、加入当時のロジャーズ監督への不満を暴露「フォワードでの起用はめったになく…」

2024年01月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ほぼサイドバックだった」

ロジャーズ監督(左)の起用法に疑問を抱いていたフィルミーノ(右)。(C)Getty Images

 サウジアラビアのアル・アハリでプレーするロベルト・フィルミーノは、リバプール時代に指揮官へ不満を募らせていたようだ。現地1月15日に英紙『Liverpool Echo』が伝えた。

 昨季、8年間所属していたリバプールを退団したフィルミーノは、新天地にサウジアラビアを選択。今季のリーグ戦でここまで17試合に出場し、3ゴールを挙げている。
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 そんなフィルミーノは、リバプールに加入した2015年に指揮を執っていたブレンダン・ロジャーズ監督の起用法に、当時は疑問を抱いていたという。記事では、ブラジル代表FWがリバプール時代を回想した著書『SI SENOR』に書かれていることを掲載した。

「当時フォワードでの起用はめったになく、私(フィルミーノ)がプレーしたのは、右のミッドフィルダーだった。マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルとの試合では、攻撃よりも守備に多くの時間を費やしたので、ほぼサイドバックだった。

 私はゴール前でインパクトを残すことができていなかった。ロジャーズが私の使い方を分かっていないのは明らかだったよ。プレースタイルを理解していなかったんだと思う」

 同年、序盤戦で思うように勝点を積み上げられずに低迷したリバプールは、10月にロジャーズ監督を解任。後釜のユルゲン・クロップ監督によって最前線で起用され始めたフィルミーノは、チームの欠かせないストライカーに成長していった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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