何より心に焼きついた華麗な一撃
見事なゴールを決めた中村。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)
1-2と逆転された時はどうなることかと思いきや、最終的に4-2でベトナムを撃破。2024年1月14日に開催されたアジカップのグループリーグ初戦で、日本は白星を掴み取った。
元日本代表監督のトルシエが率いるベトナムは森保ジャパンを相当研究したのだろう。実際、中央をしっかりと固めるディフェンスで守田と遠藤の動きを制限し、サイドから攻め込まれても最後は人数をかけてゴールを死守する戦い方がそれなりにハマっていた。
組織的な守備で日本の攻撃を防ぎつつ、カウンターからセットプレーのチャンスを掴み、CKとFKから合わせて2ゴール。先制されながらもアグレッシブな戦いぶりで一旦は逆転したベトナムの奮闘は評価に値した。
それでも、だ。守りを固めたベトナムに対し、日本は結果的に4ゴールを奪うのだから攻撃面について言えば恐ろしい。柔らかいボールタッチと絶妙なフィニッシュワークで2ゴールを決めた南野はもちろん、ベトナムの守りを嘲笑うかのように美しいミドルを蹴り込んだ中村も素晴らしかった。
元日本代表監督のトルシエが率いるベトナムは森保ジャパンを相当研究したのだろう。実際、中央をしっかりと固めるディフェンスで守田と遠藤の動きを制限し、サイドから攻め込まれても最後は人数をかけてゴールを死守する戦い方がそれなりにハマっていた。
組織的な守備で日本の攻撃を防ぎつつ、カウンターからセットプレーのチャンスを掴み、CKとFKから合わせて2ゴール。先制されながらもアグレッシブな戦いぶりで一旦は逆転したベトナムの奮闘は評価に値した。
それでも、だ。守りを固めたベトナムに対し、日本は結果的に4ゴールを奪うのだから攻撃面について言えば恐ろしい。柔らかいボールタッチと絶妙なフィニッシュワークで2ゴールを決めた南野はもちろん、ベトナムの守りを嘲笑うかのように美しいミドルを蹴り込んだ中村も素晴らしかった。
この日のマン・オブ・ザ・マッチは2ゴール・1アシストを決めたうえに、ディフェンスでも貢献した南野だが、何より心に焼きついたプレーは中村の華麗な一撃である。ベトナムの守備を無力化し、「日本強し」の印象を植え付けたあのビューティフルショットは鳥肌モノだった。
三笘がピッチにいなくても、日本には中村がいる。それを存分にアピールしたゴールでもあった。代表戦で6戦6発と、中村の決定力が半端ない。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
「いざ試合に入ったら想像以上」中村敬斗もベトナムの手強さを実感。自身の決勝弾は「良いコースに飛んで良かった」【アジア杯】
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