東京Vの新10番・見木友哉のエースナンバーを背負う覚悟。そしてJ1への想い「年齢的にも挑戦したいなと」

2024年01月15日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

「空いていたので、自ら希望しました」

10番を背負って東京Vでの新シーズンに臨む見木。写真:福冨倖希

 東京ヴェルディは1月14日、味の素スタジアムで2024シーズンの新体制発表会を実施した。

 新加入選手と背番号が紹介されたなか、ひと際注目を浴びたのが"10番"の見木友哉だ。

 2020年にジェフユナイテッド千葉でプロデビューし、22年からはエースナンバーを背負っていた技巧派は、新加入ながら東京Vでも10番に決まった背景をこう明かす。
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「小、中、高、大、そしてジェフでも背負わせてもらって、自分の中では特別な番号ですし、空いていると聞いたので希望しました」

 多くのサッカー選手が憧れるであろう背番号を、小さい頃から付けてきたからこそ、求められる役割と責任も自覚している。

「結果を間違いなく求められるのは分かっています。自分にプレッシャーをかける部分でも、この番号を付ける意味はあるので、10ゴールは最低限の目標として、チームの勝利に貢献したい」

 3月に26歳を迎える見木が移籍を決断した理由は、「J1に挑戦したい」という想いだ。

「プロ2年目に14点を取った時は正直、J1に行きたかったんですけど、契約の問題もあっていけなくて、3年目の終わりの時は小林(慶行)監督が(コーチから昇格して)監督になるって聞いて、もう1年やりたいと思った。でも今回のオフはさすがに年齢的にもJ1に挑戦したいなと。

 早い段階でヴェルディからオファーをいただき、熱意も伝わりましたし、監督が評価してくれているのが一番の移籍のポイントでした」

 城福監督から「技術の高さは間違いなくJ1で通用する」との評価を受けたという見木は、「J2に比べたら一人ひとりのクオリティが高いと思いますけど、J1でも全然できる」と自信を漲らせる。

 自身初のJ1の舞台で、自慢のテクニックを発揮できるか注目だ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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