浦和の新体制会見でヘグモ新監督が語った目指すサッカー、スタイルとは?「我々は4-3-3で攻撃的に」

2024年01月14日 本田健介(サッカーダイジェスト)

2年契約で強化を

意気込みを語ったヘグモ監督。その手腕は楽しみだ。写真:塚本侃太(サッカーダイジェスト写真部)

 1月14日、浦和が2024年シーズンに向けて新体制会見を行なった。

 昨季3度目のアジア王者に導いたマチェイ・スコルジャ監督が1年で退任したが、ノルウェー人のペア・マティアス・ヘグモ監督が新たに就任。

 新体制会見ではヘグモ監督が自身の目指すスタイルなどを語った。

「私はいかに選手同士の関係を良くして発揮し合えるようにするかだと思っています」と語った指揮官は、「そして選手たちの吸収力、学ぶ力に驚かされます。いかに伸ばしてあげるか」と続けた。

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 この日、チームは初練習を行なっており、選手たちにはこう呼びかけたという。

「例えば10年後の自分の伝記を書くならどういうものにするか。そこに向けていく責任はひとりひとりのなかにあると思います。私は勝利に対するハングリー精神を持っている選手を望みます。そして勇気をもって攻撃的に挑戦する選手を望んでいます」

 そして今季の浦和がチームとして「攻撃力の増強」を掲げるなかでこう説明した。

「我々は4-3-3のシステムで、攻撃的にプレーしたいと思います。ボールもしっかり保持しながらゲームをコントロールする。ボールを奪えば早く仕掛ける攻撃をしていきたいです。奪った時に、相手が整っていない時にどう速攻を仕掛けるかも大事だと思います」

 さらにメディアから「1年で帰ってほしくない」との希望が寄せられると、笑顔で「私は2年契約で来ていますし、一緒に戦います」と答えた。

 浦和をどう進化させるのか注目だ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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