青森山田、市立船橋との激闘制しファイナルへ! 幸先良く先制し終盤に被弾もPK勝ち!【選手権】

2024年01月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

1-1でPK戦に突入

PK戦の末に青森山田が決勝に進出。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

[高校選手権 準決勝]青森山田(青森)1(4PK2)1 市立船橋(千葉)/1月6日/国立

 1月6日、第102回高校サッカー選手権の準決勝が国立競技場で開催。ともに優勝経験がある市立船橋と青森山田の名門校同士が対戦した。

 立ち上がりは、青森山田が優勢。DF小沼蒼珠のロングスローなど定評あるセットプレーや両サイドを起点としたアタックで相手ゴールに迫る。市立船橋はDF五来凌空を軸とする自慢の堅守で対抗する。

 11分、青森山田が先制に成功。MF芝田玲の左CKを、DF小泉佳絃が打点の高いヘディングで押し込む。

 1点を追う市立船橋は素早い攻守の切り替えをベースに、ボールを握る時間を増やし、厚みのある攻撃を繰り出していく。26分、セットプレーのこぼれ球を拾ったMF佐々木裕涼が右足を振るも、シュートはバーの上に外れる。

 30分には市立船橋のエースFW郡司璃来がやや遠い位置から果敢に狙ったが、枠を捉えられない。集中した守備を見せていた青森山田もマイボールにすれば鋭く仕掛けたが、追加点は奪えず。試合は青森山田の1点リードで折り返す。
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 迎えた後半、まずは1点が欲しい市立船橋が攻勢を強める。郡司が53分、61分と渾身のシュートを放つが、ネットを揺らせない。

 青森山田は我慢の時間が続くも、ディフェンスの強度を高く保ちながらゴールを守る。

 一進一退の攻防が続くなか、82分に市立船橋が追いつく。ボックス内に侵入したMF太田隼剛が相手を引きつけ、左足のアウトサイドで中に折り返し、FW久保原心優がダイレクトシュートをねじ込む。

 試合は1-1のままPK戦に突入。これを4-2で制した青森山田が2大会ぶりの決勝進出を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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