「身体だけでなく心も乱れた状態」負傷した久保建英の発言に韓国メディアが注目「ファンや仲間が不快に感じる可能性も」

2024年01月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「エース負傷の日本、アジアカップ1週間前に緊急事態」

所属クラブを離れ、アジアカップに参戦する久保。(C)Getty Images

 レアル・ソシエダが1月4日、久保建英が2日前に行なわれたアラベス戦(1-1)で「左太ももの大腿四頭筋を負傷した」と発表した。

 ただ幸い軽傷なようで、スペイン紙『AS』は「深刻な筋肉の怪我ではない。日本代表のアジアカップ初戦、1月14日のベトナム戦には回復しているはずだ」と伝えている。

 とはいえ、SNS上では心配の声で溢れるなか、韓国メディア『thesportstimes』は「エース負傷の日本、アジアカップ1週間前に緊急事態」と題した記事を掲載。「アジアカップで主力MFとして活躍すべきクボの負傷は、5回目の優勝を目ざす日本にとって大きな痛手だ」と伝えている。

「クボは今シーズン、欧州の舞台で最も目立つ活躍を見せている日本人選手だ。ラ・リーガで6ゴール3アシスト、チャンピオンズリーグで1アシストを記録している。移籍市場専門サイト『transfermarkt』は最近、市場価値をアジア選手最高の6000万ユーロ(約93億円)に設定した」
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 同メディアはまた、久保の発言に注目。「クボが言及した不満の対象は確かに『アジアカップの日程問題』だが、日本のファンや代表チームの仲間が不快に感じる可能性もある」と指摘している。

「クボは『身体』だけでなく『心』も乱れた状態で代表チームに合流する見通しだ。彼はアラベス戦後、現地メディアのインタビューで『アジアカップをシーズン中に開催するのは非常に残念。僕に給料を払ってくれるチームは明らかにレアル・ソシエダだ。(アジアカップのような)代表チームの大会は参加義務があり、強制的に出るしかない』と不満を吐露していた」

 自身への度重なるファウルに対しても、フラストレーションを溜め込んでいる久保は、心身ともに万全の状態で、アジア頂上決戦を戦えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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