「まるで神のように扱ってくれる」浦和FWシャルク、日本で“圧倒されたこと”を告白!「人生が変わる。美しい国だ。人々は…」【2023総集編】

2024年01月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ウラワはアジア最大のクラブのひとつだ」

日本への移籍について語ったシャルク。写真:塚本凛平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 ついに年が明け、2024年となった。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、2023年シーズンまで浦和レッズでプレーしたFWアレックス・シャルクが、クラブや日本について述べた記事を再掲する。

記事初掲載:2023年1月12日

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 浦和レッズはセルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスの獲得が取りざたされている。英紙『THE Sun』は1月11日、浦和は「数日以内にまとめられると自信がある」と報じた。

 昨年浦和に加入したオランダ人FWアレックス・シャルクは、かつてロス・カウンティに在籍し、スコットランドでプレーした経験を持つ。『Sun』によると、そのシャルクは「ウラワのオファーは彼が真剣に考慮するにふさわしいもので間違いないと言える」と述べた。

 1年を経て、浦和というクラブや日本という国に感銘を受けたようだ。「ここでの生活に圧倒された」と話している。

「ウラワがこれほど大きいとは思ってもいなかった。素晴らしい。アジア最大のクラブのひとつだ。ファンはすごいし、スタジアムはとても美しい。東京のような街を歩けば、自分はほとんど無名だ。それでも、道を歩いているとお辞儀をしてくれる。サインや写真撮影を求められることも絶えない」
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 さらに、「驚いたけど、謙虚な気持ちになる。欧州の人間として、こういう文化は分からないものだ。まるで神のように扱ってくれる」と続けた。

「特にウラワは、アジアのフェイエノールトのようだ。実際に提携している。クラブの規模はすごいし、アウェーの試合に向かうと、空港でファンが待ってくれている。ウラワは素晴らしいクラブだよ。あれほど称えてもらえるのを見たのは、ロス・カウンティ時代にセルティック・パークでセルティックと対戦したときだ」

 新型コロナウイルスの対策規制で家族と会えないなど、大変なこともあったと振り返りつつ、「それでも日本に来たことを後悔したことはない」と話している。

「あらゆる点で人生が変わる。日本は美しい国だ。きれいで、人々はとても礼儀正しい。ワールドカップでの日本代表のパフォーマンスも非常に見事だった。この国のサッカーが上り坂なのは疑いない」

 イタリアのサンプドリアとの合意も噂されているギアクマキスが、シャルクとチームメイトになることはあるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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