元日本代表も驚愕!中村健太の鮮烈ゴラッソなどで堀越が史上初の4強入り!佐賀東は県勢初の偉業まであと一歩で涙【選手権】

2024年01月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

猛反撃もクロスバーとポストに嫌われる

芸術弾で堀越を勝利に導いたキャプテンの中村(中央)。写真:永島裕基

 1月4日に開催された第102回高校サッカー選手権の準々決勝で、堀越(東京A)と佐賀東(佐賀)が、県立柏の葉公園総合競技場で激突した。

 すでに過去最高成績で、県勢初の準決勝進出を目ざす佐賀東は開始13分、田中佑磨のパスから宮﨑空夢がペナルティエリア内でシュートを放つも、枠の左に外れる。

 その6分後、2度目の8強入りを果たしている堀越が、解説の元日本代表MF北澤豪氏も驚くゴラッソで先制に成功する。両利きのキャプテン、中村健太がカットインから左足でゴール左隅に突き刺した。

 ビハインドを負った佐賀東は、前半31分に10番の江口恭平が距離のある位置から思い切りよく右足を振り抜くが、GK吉富柊人に横っ飛びで阻まれる。
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 0-1で折り返すと、後半25分に詫間湊斗のクロスに宮川昇太がゴール至近距離で反応。しかし、上手くミートできず、同点のビッグチャンスを逃す。

 難を逃れた堀越は直後の後半27分、中村のパスをペナルティエリア内で受けた仲谷俊が、1トラップから冷静に流し込み、貴重な追加点を挙げる。

 ただ、諦めない佐賀東はその6分後に田口大翔がネットを揺らし、1点差に迫る。これで息を吹き返し、猛反撃を続けるが、クロスバーとポストに嫌われ、2点目は奪えなかった。

 堀越が2-1で競り勝ち、学校史上初のベスト4進出を達成した。準決勝は6日に国立競技場で行なわれ、近江と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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