12月31日の大晦日に、シーズンを通して活躍したJPFA（日本プロサッカー選手会）所属選手を表彰する『JPFAアワード2023』が開催された。

　選手間投票で決まるJPFAアワードは、「JPFA」「J１」「J２」「J３」の４つのカテゴリーから、当該シーズンで最も活躍した選手を最優秀選手賞として、顕著な活躍を見せた11名をベストイレブンとして表彰される。

　そして、栄えある「JPFA」の"MVP"は、同アワードが創設された昨年に続き、ブライトンに所属する三笘薫が受賞した。26歳アタッカーは「初年度と２回目と、授賞できて光栄ですし、選手からの投票というところで、すごく大きな価値を感じています」と喜びを語った。

　今回のアワードでMCを務めた元日本代表の内田篤人氏は、三笘の凄さを問われると「タイミングの外し方。それから、みなさんが思っている30倍ぐらい速いです」と答えた。
【動画】三笘薫＆大迫勇也の受賞コメント！

「プレミアリーグで対峙する相手の選手もレベルが高い。それを切り裂いて、切り裂いて、ゴール前まで持っていく突破力は、言葉ではなかなか表わせないですね」

　番組の企画で三笘との１対１も経験したことのある内田氏は「足の運び方や、重心が低くならないというか。本当にアスリートとしての能力が非常に高い選手。これからも楽しみです」と期待を寄せる。

　森保ジャパンでもエース格の三笘は現在、負傷離脱中だが、内田氏は「マークがタイトになりますので、怪我には気をつけてほしいです」とコメントした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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