「カマダを理解するのは難しい」指揮官サッリは鎌田大地のキャラクターに苦心? だが期待はしぼまず「片鱗を見ている。だからこそ...」

2023年12月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼は内気で、物事を溜め込むタイプ」

まだ本領を発揮し切れていない鎌田だが、サッリ監督は期待を持ち続けている。(C)Getty Images

 指揮官も少なからず頭を悩ませているようだ。

 鎌田大地が所属するラツィオは現地12月29日、セリエA第18節でフロジノーネとホームで対戦。先制を許す展開も3点を奪い、3-1で逆転勝利を飾った。

 この試合に鎌田は4-3-3の左インサイドハーフで先発も、これといった見せ場を作れず、1点ビハインドの状況で交代を余儀なくされた。
【動画】またしてもイタリア代表MFからパスをもらえなかった鎌田。ゴール後も喜ばず

 試合後にラツィオのマウリツィオ・サッリ監督は、「我々は試合をコントロールし、威厳と決意を示した」などと『スカイスポーツ・イタリア』に語り、鎌田についても言及した。

「カマダを理解するのは難しい。それが問題だ。彼は内気で、物事を溜め込むタイプなので、上手くいっていないことを引き出すのは難しい」

 コミュニケーションの面で少なからず障壁があるのかもしれない。それでも、サッリ監督は27歳のアタッカーに対し、完全に失望しているわけではない。「我々は非常に優れた選手の片鱗を見ている。だからこそ、彼がそうなるように願っている」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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