日本代表が12月28日、元日に行なわれるタイ代表との親善試合、その先のアジアカップに向けて、千葉県内で合宿をスタートさせた。

　初日のトレーニングの最後に行なわれたのが、PK練習だった。アジアカップで決勝トーナメントに勝ち上がれば、PK戦に突入する可能性は当然ある。そうしたケースを想定していたのかもしれない。

　PK戦方式ではなく、コートの右と左で２組に分かれて、各々が１本ずつ蹴っていく。成功すれば終了。失敗したら、もう１本というルールのようだ。

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　その中で、まさかの３本連続失敗、しかも全てクロスバーの右上に外してしまった選手がいる。デュッセルドルフのMF田中碧だ。さすがに本人は頭を抱えていた。そのうえ、４本目はなしで、挽回のチャンスは巡ってこなかった。

　練習後の取材で、この件を振られた板倉滉（ボルシアMG）は「一番でかい記事にしてください」といじっていた。

取材・文●江國 森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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