「歴代最高の右SB」内田篤人から毎熊晟矢は何を学ぼうとしているのか【日本代表】

2023年12月28日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

内田はロールモデルコーチとして帯同

ミニゲーム形式の練習でアグレッシブなプレーを見せていた毎熊。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2023年12月28日、日本代表が元日のタイ戦に向けて始動。千葉県内で全体トレーニングを行なった。この日は体調不良の上田綺世、別メニューの浅野拓磨と伊藤洋輝、未合流の鈴木彩艶、谷口彰悟、町田浩樹、伊藤涼太郎を除く16名でミニゲーム形式のトレーニング、PK練習などをこなした。

 ミニゲーム形式のトレーニングでアグレッシブなプレーを見せていたひとりが毎熊晟矢で、このサイドバックは練習後の囲み会見で「ここでアピールして、アジアカップのメンバーに選ばれるよう頑張りたい」とコメントしている。

 今年はセレッソ大阪の一員としてプレーしつつ、日本代表に選ばれ、Jリーグのベストイレブンに選ばれるなど激動の1年だった。

「日本代表に入ったことで自分の中で色々なものが変わりました。ただ、1年間通して自分の中ではもっとやらないといけない気持ちのほうが強かったです。今回の合宿から来年に向けて成長できるよう、課題を克服していきたいです」
 
 12月28日から30日の代表練習にはロールモデルコーチとして内田篤人と中村憲剛が帯同。かつて鹿島やシャルケで活躍した右サイドバックの内田から、毎熊は何を学ぼうとしているのか。

「(内田は)歴代最高の右サイドバックです。(接する)機会はそうないので、特にポジショニングだったり、立ち位置の部分で考えていることとか、そのあたりを聞いてみたいです」

 日本代表に定着しつつある毎熊。内田から色んなものを吸収することで、さらなる飛躍を遂げられるか。まずは元日のタイ戦で存在感を示したい。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)


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