驚きのA代表初招集の左SB三浦颯太が初練習で持ち味。後輩・久保建英に関する回答では笑いを誘う

2023年12月28日 本田健介(サッカーダイジェスト)

特長の推進力などをアピールできるか

日本代表に初招集された三浦(写真中央)。楽しみなタレントだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 1月1日の国立競技場でのタイ戦に向けてトレーニングを行なった日本代表で、自身も「驚き」と話す初招集となったのが三浦颯太だ。

 大卒1年目の甲府で左SBとしてブレイクした男は、来季、2024年シーズンからは川崎へ移籍することも決定。日本代表にも追加招集された。

 2000年生まれの三浦はFC東京U-15むさし、帝京高、日体大に進み、甲府へ。FC東京時代には同学年に平川怜(熊本)、そしてひとつ下には久保建英(レアル・ソシエダ)がおり、三菱養和Jrユース出身のMF中村敬斗のプレーも同年代としてよく見ていたという。

 アジアカップメンバーに選ばれれば久保との再会を果たせるはずだが、「建英に会いたいとかはちょっと気持ち悪い」と周囲を笑わせつつ、先を見据える。

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 初の練習を終え「判断とかスピード感はやっぱり早い。でもそのなかでも自分の良さは少し出せた」と手応えを語りつつ、守備面で課題が出たとも振り返る。

 持ち味は「縦への突破と推進力」。タイ戦でその特長を発揮できる場面は訪れるか。注目だ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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