「俺は走るから、出してくれって」天才・小野伸二、すぐに“感覚が合った”世界的ストライカーは?「点を取らせるパスをくれると信頼してくれていた」

2023年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「そんなことを言われることはない」

Jリーグ以外ではオランダ、ドイツ、オーストラリアでプレーした小野。写真:永島裕基

 今シーズン限りで現役を引退した元日本代表の小野伸二が、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。フィーリングが合ったストライカーを明かした。

 MCを務める元日本代表DFの内田篤人氏から、「誰と合うんですか?やってて」と質問を受けた天才MFは、フェイエノールト時代に共闘した名手を挙げた。

「(ヨン・ダール・)トマソンはロッカールームで僕の隣に座って、チームに合流して数週間後に『お前がボールを持ったら、俺は走るから、出してくれって』って。そんなことを言われることはないじゃないですか。やっぱり点を取りたいんだなと」

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 稀代のファンタジスタは「点を取らせるパスを出してくれると信頼してくれていた。何も考えず、スペースに出せば、走ってくれるんで」と、元デンマーク代表FWとの関係性を明かしている。

「開幕戦も20分ぐらい出たのかな。その中で、1アシストさせてもらって。すごくいいタイミングで、いいところに走ってくれるんで」

 2001-02シーズンのUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)決勝では、小野のアシストからトマソンがゴール。名コンビが戴冠を引き寄せたのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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