アルビレックス新潟で名を馳せた21歳アタッカーが海を渡る。

　オランダ１部のスパルタ・ロッテルダムは現地12月21日、「三戸舜介の移籍を完了させた」と発表。「2028年のなかばまで契約する」とのことだ。

　クラブのテクニカルダイレクターを務めるジェラルド・ナイカンプは、「私たちは長い間、舜介を追いかけ、日本からロッテルダムへの移動に多くの時間を費やした。日本に行って彼に会い、プランについて話し合った」と明かし、ニューカマーへの期待を次のように語る。

「多くの攻撃的な資質を備えたアウトサイドの選手だ。このクラブでステップアップを果たせると信じている。我々は彼の能力を確信しており、近いうちに一緒にプレーできることを楽しみにしている」
【画像】新天地のユニを手に持つ三戸

　山口県出身の三戸は、2021年にJFAアカデミー福島から新潟に加入。ルーキーイヤーから出番を掴み、３年目の今季は31試合に出場して４得点を記録し、ベストヤングプレーヤー賞に選ばれた。

　世代別代表の常連で、来夏のパリ五輪出場を目ざすU-22代表にも名を連ねる。スパルタには同世代の斉藤光毅も所属しており、日本人コンビの活躍にも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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