アジアカップに挑む日本代表のキーマンを、対戦国メディアが警戒している。

　来月12日にカタールで開幕する同大会で、D組の森保ジャパンは、ベトナム、イラク、インドネシアの順に対戦する。

　初戦で相まみえるベトナムのメディア『THETHAO247』は、「久保建英は2024年アジアカップで最も注目すべき日本の選手」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。

「前回準優勝の日本は、多くのスター選手を揃えたチームで2024年のアジアカップに臨むことになるが、その中でも最も注目すべき選手は久保建英だろう」

【PHOTO】2024年元日開催のタイ戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介！

　同メディアは、22歳のレフティがラ・マシア（バルセロナの下部組織の総称）出身で、日本に帰国後に加入したFC東京で15歳にしてトップデビューを飾った経歴などを紹介。かつて日本代表を率いたベトナム代表のフィリップ・トルシエ監督のコメントを掲載している。

「久保のクオリティは、特別な選手がもたらすことができるものであり、リオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・エムバペのようなハイレベルの選手と同様、もしくはそれ以上のものをもたらす」

　記事は「前回のアジアカップで日本は準優勝だった。久保は大きな可能性を秘めて世界のサッカーシーンに躍り出たが、22歳のウインガーは2024年のアジアカップでまさに注目すべき存在だ」と締めくくっている。

　レアル・ソシエダを中心となっているMFは、対戦国からも注視されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「チームメイトからしたら、何してんねんという話」１G１Aの久保建英、アジアカップ招集に言及「９試合ぐらい出られない可能性もあるんで」

「俺はもうサッカーは一切見ない」中田英寿が指摘する現代フットボールの問題点「分かっていない人が多い」

GKを代える余裕があるなら..."最後の交代枠"で起用してほしかった日本代表戦士