「日本はホスピタリティに溢れていた」福岡とチャリティーマッチを行なったシャフタール、指揮官が感謝!ウクライナ避難民には「我々の試みや気持ちを感じてもらえた」

2023年12月19日 中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

試合は2-2のドロー

福岡と対戦したシャフタールのプシッチ監督。(C)SOCCER DIGEST

 ウクライナの強豪シャフタール・ドネツクは12月18日、国立競技場で開催されたウクライナ復興支援チャリティーマッチでアビスパ福岡と対戦。2-2のドローに終わった。

 シャフタールは国内リーグで14度の優勝を誇る名門。チャンピオンズリーグ(CL)の常連でもある。現地時間13日にはCLのグループステージ・ポルト戦(3-5)を戦い、その後すぐに日本へと飛び立って、チャリティーマッチを行なった。

 試合後、シャフタールのマリノ・プシッチ監督は感謝の言葉を口にする。

「とてもハードスケジュールで長旅でしたがここに来られて、日本でとても良い雰囲気の中でサッカーができて嬉しく思います。日本はホスピタリティに溢れていました。移動の疲れはありましたが、それも吹き飛ぶくらい素晴らしい試合になりました。ありがとうございました」
【画像】カタカナ表記!シャフタールの"日本仕様"ユニ
 今回の一戦には日本のファンだけでなく、招待されたウクライナからの避難民も多くスタジアムに駆けつけた。

 指揮官は、「まず、ウクライナのファンたちの声援が聞けてとても嬉しかったというのが個人的な感想です」と述べ、「自分たちのプレーを見てもらうことで勇気を与えられたと思いますし、シャフタール・ドネツクというクラブの誇り、ウクライナを助けようという我々の試みや気持ちを皆様に感じてもらえたはずです」と想いを伝えた。

 なお、今回のチャリティーマッチの売上から経費を引いた利益の全額が、ウクライナの復興支援のために寄付される。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

【PHOTO】選手たちと共にクラブの歴史に星を刻んだアビスパ福岡サポーター!(Part1)
 

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