15年間のプロ生活にピリオド。FC東京や福岡などで活躍した田邉草民が現役引退を発表。今後の糧となる「財産」とは?

2023年12月18日 サッカーダイジェストTV編集部

シャフタール戦が現役最後の試合

現役引退を発表した田邉。写真:サッカーダイジェスト

 アビスパ福岡が田邉草民の現役引退を発表。クラブリリースには以下のメッセージも記されている。

「田邉選手は2019シーズンからアビスパ福岡に加入し、リーグ戦107試合に出場。J1昇格や5年周期のジンクス打破などアビスパの新たな歴史を共に作ってくれました。クラブの成長に大きく貢献してくれた田邉選手にクラブ一同、心から感謝しています。現役生活本当にお疲れ様でした」

 2009年にFC東京に加入した田邉はそこから主にボランチでプレー。13年からスペイン2部のサバデルに在籍し、15年にFC東京に復帰すると、2019年には福岡へ新天地を求めた。

 J1通算125試合出場・6得点、J2通算85試合出場・7得点、J3通算11試合出場・2得点、スペイン2部通算64試合・5得点。09年にリーグカップ制覇、11年にJ2優勝&天皇杯制覇を経験した。

 15年間のプロ生活にピリオドを打つ田邉は、以下のようなメッセージを残している。
 
「今シーズンで引退することにしました。

まずは、ファン、サポーターの皆様、15年間応援してくださって本当にありがとうございました。皆様が作り出す熱狂の中でプレーできなくなった今、あの中でプレーしていたことがとても特別なことで幸せなことだったんだなと感じています。辛い時や結果が出ない時、皆様の声援や激励に常に支えていただきました。15年間本当にありがとうございました。

そして、今まで出会った全ての人、サッカー関係者の皆様にも改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。サッカー人生で多くの素晴らしい経験や学びを得ました。でも僕の中で一番大切なのは皆様との出会いです。たくさんの友達ができ、尊敬する先輩や後輩たちに多くの刺激をもらいながら15年間楽しく走り続けました。

皆様とのピッチ内外での一つ一つの思い出が、僕の財産であり、これからの人生の糧となると思います。これからも、皆様と楽しく生きていけたらと思うので引き続きよろしくお願いします。

最後に、FC東京、CE SABADELL、アビスパ福岡。この素晴らしい3クラブに所属できて最高でした。どのチームも大大大好きです! これからの3クラブの発展と活躍を応援しています。ありがとうございました!

これからも田邉草民をよろしくお願いします!」

 なお、12月18日に開催される「ウクライナの被災者を支援するチャリティーマッチ/FCシャフタール・ドネツクvsアビスパ福岡」が田邉の現役最後の試合となる。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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