招集メンバー23人のうち過半数の14人がキャップ数10以下。比較的フレッシュな顔ぶれで臨む元日タイ戦で注目したい日本代表戦士は?【熟練記者の見解】

2023年12月15日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

代表キャップ“ゼロ”は5人

タイ戦での活躍が期待される堂安。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 2024年元日に国立競技場で開催されるタイ戦で、熟練記者の河治良幸氏が注目したい日本代表戦士は誰なのか。所属クラブの関係で、遠藤航や三笘薫、久保建英らが不在の状況で同氏がポイントに挙げたのはリーダーシップだ。

「こういうメンバーだと結局のところ、堂安(律)選手、南野(拓実)選手、田中(碧)選手がどれくらいリーダーシップを発揮できるか。怪我明けの板倉(滉)選手はおそらくアジアカップでプレーできるかの確認が最優先で、タイ戦に出ない可能性もありますから、やはり堂安選手、南野選手、田中選手のリーダーシップに期待したいですね」

 森保ジャパンの常連組が、森下龍矢、藤井陽也、伊藤涼太郎、奥抜侃志、川村拓夢、佐野海舟、細谷真大ら代表経験の浅い、もしくは初招集の選手をどう引っ張っていけるか。その意味で、河治氏は堂安、南野、田中に注目すると、そういうことだ。
 
 タイ戦で招集されたメンバー23人のうち過半数の14人が代表キャップ数10以下と比較的フレッシュな顔ぶれ(代表キャップ"ゼロ"が5人)の中で、南野は51キャップ(今回の招集メンバーでは最多)、堂安は41キャップ、田中は24キャップ。50キャップの伊東純也、48キャップの浅野拓磨とともに、この3人は元日タイ戦でチームを牽引すべき存在であることは確かだ。

 ちなみに、タイ戦に臨む招集メンバーは以下のとおりだ。

GK
前川黛也、鈴木彩艶、野澤大志ブランドン
DF
谷口彰悟、板倉滉、森下龍矢、町田浩樹、毎熊晟矢、伊藤洋輝、菅原由勢、藤井陽也 MF/FW
伊東純也、浅野拓磨、南野拓実、伊藤涼太郎、堂安律、上田綺世、田中碧、奥抜侃志、 川村拓夢、中村敬斗、佐野海舟、細谷真大

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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