「残念なパフォーマンスを見せた」先発→HT交代の遠藤航に韓国メディア注目「リバプールに馴染めずにいる」

2023年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「特別な印象は残せなかった」

ユニオンSG戦で先発した遠藤。際立つプレーは限られ、HTで交代した。(C)Getty Images

 思うような活躍はできなかったようだ。

 遠藤航が所属するリバプールは現地12月14日、ヨーロッパリーグのグループステージ第6節で、ベルギーのユニオン・サン=ジロワーズと敵地で対戦し、1-2で敗れた。

 この試合に遠藤はアンカーで先発。ただ、自身のボールロストでピンチを招くなど、やや安定感を欠いたプレーが散見され、ハーフタイムで交代。地元メディアは「ボールを長く持ち過ぎる」など、厳しい評価を下した。

 日本代表キャプテンのパフォーマンスに、韓国メディアも注目。『OSEN』は「リバプールの中盤で中心を担うはずだった遠藤は、残念なパフォーマンスを見せた」とし、「94%(29/31)の高いパス成功率を記録したが、ややボールを引きずりながら、もどかしさを見せた」と伝える。
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 また『sportalkorea』は「またもや不調な姿を見せ、ハーフタイムに交代」と書き出し、若手中心のメンバー構成だったチームにおいて、「クロップ監督の期待に応えられなかった。前半の45分間、グラウンドを駆け回ったが、特別な印象は残せなかった」と記す。

 同メディアによれば、『SofaScore』のデータで「パス成功率は94%、地上戦の勝利は1回、空中戦の勝利は2回、ボールロストは5回」だった遠藤の採点は「6.3」で、「これはルーク・チェンバースと共に、先発した選手のなかで最も低い評価」だという。

 試合後、ユルゲン・クロップ監督は「結果とは関係なく、試合前に計画されていた」と、パフォーマンスの良し悪しで遠藤を代えたわけではないと強調。一方、『sportalkorea』は「日本代表とシュツットガルトの主将を務めるほどの実力者だが、リバプールに馴染めずにいる。今季は20試合に出場しているが、リーグ戦での先発はわずか4回に過ぎない」と締めくくった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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