久保建英が擁するレアル・ソシエダは現地12月12日に行なわれたチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第６節で、インテルと敵地で対戦。スコアレスドローに持ち込み、グループステージ首位通過を決めた。

　いつも通り４－３―３の右ウイングに入った久保は奮闘。昨シーズン準優勝となった強豪の堅守にチームが苦しむなか、得意の仕掛けで最大の脅威となった。

　75分には、３人抜けのドリブルから、一度はPKを奪取する突破をみせるも、オンフィールドレビューの末に取り消され、シミュレーションでイエローカードが出されている。
【動画】「シュミレーション取られたけど、上手すぎ」久保のキレキレ３人抜きドリブル→PK奪取→取り消しでイエロー

　攻撃を引っ張る日本代表MFは、アジアカップを戦う日本代表への招集が濃厚で、大会の勝ち上がりやCLの決勝トーナメントの日程によってはラウンド16のピッチに立てないかもしれない。

　スペインの大手紙『Mundo Deportivo』は、この状況をこう嘆いている。

「もし彼に力があれば行きたくないアジアカップのために、ラウンド16の第１レグを欠場しなければならないとしたら、何と残念なことだろう」

　ソシエダにとって、この14番の不在は大打撃だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「チームメイトからしたら、何してんねんという話」１G１Aの久保建英、アジアカップ招集に言及「９試合ぐらい出られない可能性もあるんで」