「魂を込めて戦った」「彼も満足してくれると思う」1G1Aの久保建英、殺害されたソシエダファンへ捧げる “追悼コメント”に現地感嘆「日本人は心のこもった言葉を発した」

2023年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「とても重要な日だった」

特別な一戦で躍動した久保。(C)Getty Images

 特別な一戦で、25年前に亡くなったファンに思いを届けた。

 久保建英を擁する6位のレアル・ソシエダは現地12月9日に開催されたラ・リーガの第16節で、ビジャレアルと敵地で対戦。3-0の快勝を収めた。

 この古巣との一戦で、躍動したのが久保だった。いずれもCKから38分の1点目をアシスト、41分の2点目をプレアシストした14番は、前半アディショナルタイム3分、ワンタッチから右足で相手GKのニアサイドを射抜くシュート。今季6点目を奪ってみせた。
【動画】ニアサイドを射抜く!久保が古巣ビジャレアル戦で決めた右足恩返し弾!
 この一戦は、25年前にアトレティコ・マドリーのファンに殺害されたソシエダのサポーター、アイトール・サバレタさんの追悼試合だった。

 試合後、他のチームメイトと同様、「25番」のユニホームを着用した久保は、こうコメントしている。

「今日はファン、クラブ、そして僕たちにとってとても重要な日だった。彼も僕たちのゲームにとても満足してくれると思う。僕たちは魂を込めて戦い、非常に強かったので、それが結果に表れた」

 絶対に負けられない試合で、日本代表MFがソシエダを勝利に導いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】25番のユホームを着てスペイン語で追悼のコメントをする久保
 

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