久保建英が13試合ぶりの今季6点目&絶妙アシスト、全3得点関与の大暴れでMOM獲得! 古巣ビジャレアルに強烈な“恩返し”でソシエダを3-0快勝に導く

2023年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

CKから2点を演出

ビジャレアル戦で今シーズン6ゴール目を決めた久保。(C)Getty Images

 現地時間12月9日に開催されたラ・リーガの第16節で、久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダが12位のビジャレアルと敵地で対戦した。

 2020-21シーズンの前半戦にレアル・マドリーからのレンタルで半年間プレーした古巣との一戦で、公式戦2試合ぶりにスタメンに復帰した久保は、4-3-3の右ウイングに入った。

 ソシエダは5分、メンデスのクロスにメリーノがヘッドで合わせるも、GKヨルゲンセンの好守に防がれる。

 スコアレスで迎えた38分、久保の正確なCKにメリーノがドンピシャのヘッドで合わせ、先制点を奪取。日本代表MFはリーグ戦では今季3つ目のアシストとなった。

 さらにその3分後には、久保のショートコーナーから、ザハリャンがシュート。これに反応したスビメンディがコースを変えて、追加点を挙げる。

 迎えた前半アディショナルタイムの3分だった。敵陣ボックス内の右サイドでボールを受けた久保が、ワンタッチで持ち出し、倒れ込みながら右足でシュート。ニアを抜く一撃で、泥臭く3点目を奪ってみせる。

 22歳のレフティは、これが9月30日のアスレティック・ビルバオ戦以来、リーガでは8試合ぶり、公式戦では13試合ぶりの今季6ゴール目となった。

【動画】ニアサイドを射抜く!久保が古巣ビジャレアル戦で決めた右足恩返し弾!
 後半に入って64分、サディクがGKと1対1となるも、シュートに持ち込めない。

 69分にはピンチを迎えたが、バエナのシュートがGKレミロが好守で阻んだ。

 このままソシエダが3-0で快勝。フル出場で1ゴール・1アシスト、全3得点に関与した久保は、マン・オブ・ザ・マッチを獲得。在籍時は満足な出場機会を得られなかった古巣に強烈な"恩返し"をする形となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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