「気に入った」「トップクラスの6番のよう」評価上昇の遠藤航を元プレミア戦士が激賞!地元メディアも賛辞「隠れた宝石を見つけたかも」

2023年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最初に見た時は、少し重いところがあった」

ここ2試合で評価を上げた遠藤。(C)Getty Images

 リバプールで遠藤航は徐々に評価を高めている。

 クラブが狙っていた有望な若手2選手を逃してからの獲得だったこともあり、遠藤の加入には懐疑的な見方をする者も少なくなかった。移籍してからのパフォーマンスも、それを払しょくするに至るほどではなかった。

 だが、直近の遠藤は称賛を浴びている。12月3日のフルアム戦では待望のプレミアリーグ初得点をマーク。追いかける展開を余儀なくされていたチームをタイスコアに導き、逆転勝利に貢献した。続くシェフィールド・ユナイテッド戦でもフル出場を果たしている。

『THE BOOT ROOM』によると、かつてプレミアリーグを戦ったダミアン・デラニーは、「まだ6番に関しては欠けている。だが、今夜のエンドウは気に入った」と遠藤をたたえた。

「トップクラスの6番のようになってきている。ポゼッションの際により早くなったし、守備では非常に良い。シーズンが進むにつれて、成長していくかもしれない」

【動画】劇的逆転勝利を呼び込む圧巻のミドル弾!「並外れたフィニッシュ」と同僚DFも絶賛した遠藤航のプレミア初ゴール 
 さらに、元アイルランド代表DFは「とてもフィットしており、非常にコミットしているのは明らかだ」と続けている。

「最初に見た時は、少し重いところがあったと思う。ポゼッションの際に求められることが重要なんだ。彼は橋渡し役であり、素早くテンポをもたらす必要がある。最初の数試合では足が動かず、下がりすぎだった。レベルアップが必要だが、今夜は1タッチや2タッチのプレーが少し見られたし、何度かピンチの芽をつみ取るタックルがあった」

 この発言を紹介したTHE BOOT ROOMも、「エンドウは非常に良い選手に見え始めている」と称賛。「正直、夏のマーケット前は多くがこの選手を知らなかったはずだ。だが、今の彼は世界有数のチームの中盤でうまくやっているようだ」と、さらなる活躍に期待を寄せた。

「リバプールはまた隠れた宝石を見つけたのかもしれない。リバプールがタイトルを目指す中で、エンドウは大きな役割を果たすかもしれない」

 世界最高峰のリーグでタイトルを目指すワールドクラスの強豪で、日本代表主将がどこまで存在感を高められるか楽しみだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

​​「ワタルはすごい!傑出していた」攻守に貢献の遠藤航をクロップ監督が絶賛!「どこにでもいて、何度も助けてくれた」
 

次ページ【動画】遠藤の圧巻ミドル弾 ※白地部分をクリック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事