決して目立った活躍を見せたわけではない。それでも、指揮官はその堅実な働きぶりを称賛している。

　現地12月６日に行なわれたプレミアリーグの第15節で、遠藤航が所属するリバプールは、シェフィールド・ユナイテッドと敵地で対戦。最下位に沈む相手にやや苦戦を強いられながらも、２－０で勝利を収めた。

　４－３で打ち合いを制した前節のフルアム戦で、圧巻の同点ゴールを決めた遠藤は、プレミアリーグでは３試合目のスタメン出場。的確な繋ぎとピンチの芽を摘む守備で役割を果たした。
【動画】劇的逆転勝利を呼び込む圧巻のミドル弾！「並外れたフィニッシュ」と同僚DFも絶賛した遠藤航のプレミア初ゴール　

　その日本代表MFを絶賛したのが、ユルゲン・クロップ監督だ。現地メディア『YARDBARKER』は「監督は今朝の見出しではそれほど目立っていない一人の選手の貢献を強調したいと考えていた」と綴り、その発言を紹介している。

「ワタル・エンドウはすごい！彼は傑出していた。どこにでもいたんだ。本当に我々を何度も助けてくれた」

　２戦連続で好印象を残した遠藤。これまではプレミアリーグでは出番が少なかったが、"チーム唯一の守備的MF"としてプレータイムは増えていくはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「フルアム戦のヒーローが好パフォーマンス」攻守に貢献した遠藤航に現地メディアが"７点"の高評価！「パスは鋭く、求められたことは全てやった」