来月からカタールで開幕するアジアカップに、レアル・ソシエダの久保建英を招集できるのか。

　スペイン紙『Mundo Deportivo』は12月４日、ソシエダ側からの視点で「クボ、アジアカップでラ・レアルの試合を欠場する懸念」と見出しを打った記事を掲載。「日本人はアジアカップに出場しないよう求めることもできるが、それを許可するのは簡単ではない」と伝えている。

　同紙は「タケ・クボはラ・レアルの攻撃の柱である。彼がゴールとアシストをしているからであり、本人もそれを知っている。彼はシーズンの最も重要な局面の一つでチームを放棄しなければならないことを非常に心配している」と主張。こう続けている。

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「日本のアタッカーは、大本命のひとつである日本代表としてアジアカップで優勝できることに興奮している。だが、カレンダーの大事な時期にラ・レアルの資本を奪われないように要請することを検討しているという」

　記事は「彼のクオリティを考えると、このような大きな大会に彼を招集させないのは明らかに容易ではないし、彼はサムライブルーの重要なピースであるため、欠場が許可させるのは簡単ではない」と見解を示している。

『Mundo Deportivo』紙は、久保がアジアカップに出場した場合、得意とするアスレティック・ビルバオとのダービーやチャンピオンズリーグ（CL）出場権を争うジローナとの直接対決、そしてドローに結果によっては、CLのラウンド16を欠場すると報じている。

　森保ジャパンにとっても、ソシエダにとっても不可欠な存在である22歳は、カタールのピッチに立てるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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