【J1展望】1stステージ・2節|神戸-新潟|攻守に課題山積の神戸と開幕戦勝利に活気づく新潟。両極端のチームの対戦は交代カードの使い方が鍵に?

2016年03月05日 サッカーダイジェスト編集部

神戸――まずは前線の連係を高めたい。

故障者/神戸=山口 新潟=黒河、舞行龍
出場停止/神戸=なし 新潟=なし

J1リーグ1stステージ・2節
ヴィッセル神戸-アルビレックス新潟
3月5日(土)/18:30/ノエビアスタジアム神戸
 
ヴィッセル神戸
1stステージ成績(1節終了時):18位 勝点0 0勝0分1敗 0得点・2失点
 
【最新チーム事情】
相馬、高橋祥が練習に復帰。ただ先発は開幕戦のメンバーと変えない模様。石津はトップ下で起用か。
●トレーニングでは、開幕戦でチャンスらしいチャンスを作れなかった攻撃の改善に力を注ぐ。
●新加入の藤田は「攻撃のスイッチを入れるパスを狙いたい」を意気込む。
 
【担当記者の視点】
 ホームで迎えた開幕戦は自陣に引いた甲府を崩し切れずに0-2の敗戦。攻撃陣はチャンスらしいチャンスを作れず、守備陣はカウンターから簡単に失点し、サポーターから大ブーイングを浴びた。
 
 黒星スタートを受け、渡邉は「前線の連係を高めていかなくてはいけない」と課題を語る。甲府戦にはレアンドロとP・ジュニオールを2トップ気味に配置し、中盤のサイドに渡邊と石津を置く4-4-2で臨んだが、新潟戦ではより4人の距離を縮めるためにレアンドロを1トップ、石津をトップ下に入れる、4-2-3-1でスタートする可能性が高い。
 
 また、今オフに加入したボランチの藤田は「攻撃のスイッチを入れるパスを狙いたい」と話す。より円滑な攻撃を実現するには、この新司令塔の役割も重要になりそうだ。
 
 一方、守備陣では負傷で開幕戦を欠場した相馬と高橋祥が復帰。今節はベンチスタートになりそうだが、相馬はトレーニングで積極的に仕掛ける姿を見せており、展開力のあるボランチの松下とともに流れを変える切り札として起用されそうだ。

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