「ワタルはとても重要だった。本当に上手かった」出場4分で劇的プレミア初弾の遠藤航をクロップ監督が絶賛!「忘れられない試合になると誰も思っていなかっただろう」

2023年12月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「素晴らしい経験だった」

投入から4分で圧巻の同点ゴールを決めた遠藤。(C)Getty Images

 指揮官も興奮気味だ。

 現地12月3日に開催されたプレミアリーグの第14節で、遠藤航が所属するリバプールは、ホームでフルアムと対戦。4-3で劇的な逆転勝利を収めた。

 19分にトレント・アレクサンダー=アーノルドのFK(記録はオウンゴール)で先制したリバプールは、4分後に同点に追いつかれるも、39分にアレクシス・マカリステルの豪快なミドルシュートで突き放す。

 その後のに2失点を喫して逆転を許したなか、救世主となったのが83分にピッチに立った遠藤だった。投入から4分後の87分、モハメド・サラーからパスを受けると右足を一閃。エリア外から圧巻のミドルシュートを突き刺してみせた。
【動画】劇的逆転勝利を呼び込む圧巻のミドル弾!クロップ監督も絶賛した遠藤航のプレミア初ゴール
 
 これで勢いに乗ったホームチームは、89分にアレクサンダー=アーノルドの豪快弾で鮮やかなに逆転に成功している。

 リバプールの地元紙『Liverpool Echo』によれば、ユルゲン・クロップ監督は試合後、「何度かシステムを変更して、うまくいった。いつもそうとは限らない。素晴らしい経験だった。試合前は、決して忘れられない試合になるとは誰も思っていなかっただろう」と喜びを語った。

「これほど多くのワールドクラスのゴールが決まる試合を見たことがない。マッカはトレーニングでそれをやっている。トレントのフリーキックは信じられないほどだった。ワタルはとても重要だった。彼は本当に上手かった。するとトレントが2点目だ。実際に入っているところは見ていなかったんだ」

 4ゴール全てがゴラッソ。名将も目を見張る怒涛のゴールショーだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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