現役を終えた小野伸二、引退後のビジョンは?「ご飯を食べて、満腹になって、明日を迎えてからいろんなことが始まる」

2023年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和戦は0-2で敗戦「反省していきたい」

小野が第二のサッカー人生について語った。写真:永島裕基

 札幌の小野伸二が、現役生活に幕を下ろした。

 12月3日に開催されたJ1最終節の浦和戦。ホームの札幌ドームで行なわれた現役ラストマッチで、小野はスタメン出場。22分に交代するまで、持ち前の卓越したテクニックを随所に披露し、スタンドをわかせた。

 試合は残念ながら、小野がベンチに退いたあとに2失点し、0-2で敗れた。

 26年のプロキャリアを終え、引退後のビジョンは? 浦和戦後の引退記者会見で、「具体的に決まっていること、やっていきたいことは?」という質問には、ジョーク交じりにこう答えた。
【動画】小野伸二の引退スピーチ
「今はちょっとお腹がすいたので、ご飯を食べたいっていうだけで。ご飯を食べて、満腹になって、また次の日、明日を迎えてから、いろんなことが始まると思う。

 今は、とりあえず、今日の試合に負けたことを反省しながら、美味しいご飯を食べていいのか分からないですけど(笑)、ご飯を食べて、反省していきたいなと思います」

 ピッチ上では数々の美技でファン・サポーターを魅了したファンタジスタ。セカンドキャリアでの活躍にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

こんなに美しい場面があるだろうか――小野伸二、ラストダンスにファン感涙。浦和の選手たちも花道「何回見ても泣く」「やっぱり別格」
 

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