アシスト量産で敵陣ゴール前でも輝き!冨安健洋の“攻撃”をアーセナル指揮官はどう見る?「一段階レベルを上げたが、まだ…」

2023年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「学ぶことを厭わず、それを実行する」

アルテタ監督が冨安に指示を送る。(C)Getty Images

 現地時間12月2日に開催されたプレミアリーグ第14節で、冨安健洋を擁するアーセナルは、ウォルバーハンプトンとホームで対戦。2-1で勝利し、首位をキープした。

 冨安は右SBに入り、公式戦6試合連続で先発すると、開始直後にブカヨ・サカの先制点をお膳立てし、公式戦2戦連続でアシストをマーク。その後も積極果敢に攻め上がり、大きなインパクトを放ったが、79分に左のふくらはぎの違和感を訴え、ピッチを後にした。

 クラブの公式サイトによれば、ミケル・アルテタ監督は試合後の会見で「彼は何かを感じていた。それが疲労だったのかは分からない。すぐに交代を決めたし、リスクは冒したくなかった。彼の状態を見極めよう」と冨安について説明。そのうえで、攻撃面における成長に関しては、こう語った。
【動画】アシスト量産態勢へ!冨安がウルブス相手に開始早々見せる!
「まず守備面で彼が提供するものは、とてつもなく信頼できるものだ。攻撃面ではタイミング、ポジショニング、配球や他の選手のためにスペースを開けるようなアクションなど、発展させ、向上させられるものがある。彼は学ぶことを厭わず、それを実行する。一段階レベルを上げた選手であると同時に、まだ自分の中にもう一段階レベルを持っている」

 アシストという目に見える結果を重ね、自陣のみならず、敵陣のゴール前でも輝きが増す冨安。アーセナル加入3年目で、守備に特化したSBのイメージから変わりつつある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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