「愛想を尽かしたと報告してきている方も居ますが...」エスパ権田修一、ファンへ想い伝える「甘いかもしれませんが僕は確信しています」

2023年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

オレンジ色に染まるスタンドの写真を公開

権田がSNSで想いを伝えた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 清水エスパルスの権田修一が自身の公式インスタグラムを更新。長文で胸の内を明かした。

 12月2日に行なわれたJ1昇格プレーオフ決勝で、清水は東京ヴェルディと対戦。勝利のみが求められた一戦で、1-1のドロー決着。1年でのJ1復帰は果たせなかった。

 権田は「1年間クラブを支えていただきありがとうございました」とまずは感謝を伝える。昇格プレーオフでは準決勝を含め、出場はなかった。「1番大事な2試合でピッチでチームに貢献できなかった事、仲間を助けられなかった事。本当に不甲斐ないです」と悔しがり、こう続ける。
【画像】権田がオレンジ色に染まるスタンドを公開。「これだけ多くの方がサポートしてくれた事、本当に感謝しています」
「この文章を書いている今も今シーズンの結果、最後ピッチで責任を追えなかった事がどうしよもないぐらい悔しいですが、皆さんに今の想いを伝えさせてもらいます。

 東側のゴール裏の写真がなかったので3面だけですが、年間通してこれだけ多くの方が毎試合スタジアムに来てサポートしてくれた事、本当に感謝しています。

 町田とのホーム戦で2点を失った後の感情的な相手選手やレフェリーへのブーイングが多くなったネガティブな空気から勝利の為にスタジアム全体の力でポジティブな空気になったあの試合のサポートは最高でした。

 スタジアムには沢山の人が居るのでそれだけの数の感情があります。昨年の鳥栖戦や今年の町田戦はその感情が全てポジティブに1つになった感覚がありました。

 来シーズンもJ2での戦いになるので愛想を尽かしたと既に報告してきている方も居ますが、僕は正直そうゆう方は無理に来なくても良いと思っています。

 スタジアムはみんなで楽しむ場所であり、ピッチで戦う選手にパワーを与える人がサポーターです。

 これは甘いかもしれませんが大多数の方々がこれからも心からエスパルスをサポートしてくれると僕は確信しています!

 なぜならピッチに居て本気の皆さんのサポートを感じているからです。それは座っている席に関係なくスタジアム全体から感じます!

 昇格を逃した夜に何言ってるんだと思われるかもしれませんが、皆さんには少しでも早く想いを伝えたかったので。

 アイスタがポジティブなエネルギーを持ったスタジアムになる為、エスパルスが強く愛されるクラブになる為にこれからもサポートよろしくお願いします」

 熱い応援でチームの背中を押してくれるファン・サポーターの存在を、34歳の守護神は頼もしく思っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】国立競技場に集結し最後まで声援を送り続けた清水エスパルスサポーター!(Part1)
 

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