「歴史的な日」「我々のグループはELで最もタフ。CLに近い」ブライトン指揮官がGS突破決定に歓喜!一方で勝ち方は新鮮味

2023年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

キャプテンは「今ファンと祝わず、いつ祝う?」

ブライトンを率いて2季目のデ・ゼルビ監督。(C)Getty Images

 指揮官が歴史的瞬間に酔いしれた。英公共放送『BBC』や英紙『Daily Mail』が伝えている。

 ブライトンは現地時間11月30日、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節で、AEKアテネと敵地で対戦。コンディション不良により、直近のノッティンガム・フォレスト戦で今季初めてベンチ外となった三笘薫が先発に復帰したなか、55分にジョアン・ペドロがPKで奪ったゴールで、1-0の勝利を収めた。

 これでEL初参戦のブライトンは、1敗1分スタートから3連勝を達成。最終節を前にグループステージ突破を決めた。

 ロベルト・デ・ゼルビ監督は「今夜はいつもと違うメンタリティを示し、魂と回復力を見せつけた」と満足気だ。

「ブライトンにとっても、クラブにとっても、ファンにとっても歴史的な日となった。全員にとって大きな夜だ。この結果は私たちにとって、ずっと忘れられないものとなるだろう」
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 イタリア人指揮官は一方で、自慢の攻撃が封じられた時間もあったなかで、「我々は良いプレーができなかった。アテネのほうが良かった。私がブライトンに来て、このような形で試合に勝ったのは初めてだ」とも語る。

「自分たちらしいプレーはできなかったが、素晴らしい個性と魂、情熱を持ってプレーした。我々のグループはヨーロッパリーグで最もタフなグループのひとつだ。チャンピオンズリーグのグループに近い」

 また、キャプテンのルイス・ダンクも、ギリシャに駆けつけた1600人のサポーターと共に歓喜し、「歴史的な夜で、決して忘れないだろう。今、この瞬間にファンたちと楽しく祝わず、いつ祝えるんだ? 僕らにとっては大きな功績だよ」と胸を張った。

 残るは首位通過を懸けたマルセイユとの最終節。過密日程で怪我人が続出するなか、2位でのプレーオフ行きは避け、決勝トーナメントへのストレートインを果たしたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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