「エリアの脇から決め切る日本人FWはなかなかいない」熟練記者が絶賛した代表戦士は? 

2023年11月28日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

鈴木彩艶は「レベルが違う」とコメント

ミャンマー戦で見事な先制弾を決めた上田(中央右)写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

「あの角度を決められる日本人FWはほぼいない」

【動画】熟練記者が語る「ミャンマー戦総括」

 北中米ワールドカップのアジア2次予選、日本がミャンマーを5-0で下した試合で、熟練記者の河治良幸氏が絶賛したのは上田綺世のシュートセンスだ。

 なかでも日本の3点目、前半のアディショナル(45+4分)に角度の狭いエリアから決めたシュートは一級品で、河治氏は「「あの角度を決められる日本人FWはほぼいない」と評した。

「Jリーグの歴史を振り返っても川崎のジュニーニョが(鹿島)の曽ヶ端を相手にニアサイドを破ったシュートに象徴されるような、ワイドショット。エリアの脇から決め切る選手はブラジル人でいますけど、日本人ではなかなかいない」
 
 ミャンマー戦でハットトリックを決めた上田は、続くシリア戦で2得点。ここにきてエースストライカーの座を射止めつつある。

 GK鈴木彩艶からも「レベルが違う。スピード感もそうだし、落ち方も非常に取りづらい部分がある。本当に、とんでもないくらい落ちる」と評されている点からも、上田のシュートセンスの素晴らしさは分かるだろう。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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