遠藤航が所属するリバプールは、11月25日のプレミアリーグ第13節で、首位マンチェスター・シティと対戦する。敵地で勝てば、ユルゲン・クロップ監督のチームはリーグトップに浮上だ。

　リバプールとシティは近年しのぎを削ってきたライバル同士。世界を代表する強豪たちの直接対決という大一番だけに、予想は難しい。だが、アーセナルOとイングランド代表のレジェンドであるイアン・ライトは、今回のビッグマッチはリバプールに軍配が上がると見ているようだ。

『THE BOOT ROOM』によると、ライトは『Stick to Football』で「私はリバプールを推す」と話した。

「ちょっと感じるんだ。ここまでのリバプールは、守備でもっと失点していておかしくなかったが守護神が素晴らしく、だが選手たちがチャンスを外していると思う。（それでも）エンドウ、アレクシス・マカリステル、ドミニク・ショボスライの中盤に、モハメド・サラーが素晴らしい調子だし、今回はリバプールにとって良い一戦になると感じている。リバプールが良いと思う」

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　マカリステルの出場停止で前節は先発出場した遠藤だが、今季ここまではそのマカリステルにアンカーのレギュラーの座を譲っている状況だ。だが、ライトはマカリステルをインサイドハーフにし、遠藤を含めた中盤を評価しているのかもしれない。

　リバプール専門サイト『Empire of The Kop』は、「『Sofascore』によると、今季のデュエル勝率がわずか31％のエンドウを先発させるのは、かなりの決断となるだろう」と報じている。

「だが、プレッシャーが大きいことで、彼が開花するかもしれない」

　ドイツでは２シーズン連続でデュエル勝利数１位に輝いた遠藤だが、意外にもイングランドではその勝率の低さが懸念されているようだ。

　果たして大事な一戦で遠藤にチャンスは回ってくるのか。試合の行方とあわせ、目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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